授業
災害看護学・国際看護学第13回
駒形 朋子(東京女子医科大学看護学部准教授)
人が生まれ死ぬまでの間に遭遇するかもしれない様々なリスクへの予防・救済として「社会保障」の制度がある。子ども期から青年期、壮年期、そして老年期に至るまでのリスクと社会保障との関係について解説するとともに、現代における「新しい社会的リスク」の出現に対する伝統的な社会保障制度の枠組みの見直しなどについても検討する。さらに海外の社会保障制度改革の動向を追いながら、日本が抱えている課題とその解決の方向性を考えていきたい。