
生涯
手本をはなれて ~”想画”を生んだ奥出雲の地から~
佐々 有生(前島根学習センター所長)
大正期に多くの私小説を著しながら、極貧の果てに凍死した藤澤清造。 長い間忘れられていた存在でしたが、代表作「根津権現裏」が2011年に復刊、新たに原稿が発見された作品を含む短篇集が2012年に刊行され、さらには全7巻の全集の刊行が予定されるなど、急速な勢いで再評価されています。 藤澤の「没後弟子」を自任する作家・西村賢太さん(2011年に「苦役列車」で芥川賞受賞)を講師に迎え、藤澤作品の普遍的な魅力に迫ります。