
生涯
手本をはなれて ~”想画”を生んだ奥出雲の地から~
佐々 有生(前島根学習センター所長)
今日、日本の社会で、なぜうつ病を発症する人が増えているのでしょうか? 新型うつ、自己愛型うつなど時代とともに形を変えながら、うつ病は急増しており、当事者にとって、家族にとって、職場にとって、社会にとって大きな損失となっています。 この問題を、宮本教授と石丸教授の対談をとおして、うつに関する正しい知識をベースに、家族やコミュニティの変遷、病める人を取り巻く社会環境などを検討します。社会学と精神医学という異なる領域の専門家が、社会的な関心の高いうつの問題について語り合います。