2020/03/13 10:52更新
特別講義 心に響く音文化(おんぶんか) 第2回「中東の音文化」
ラクダの背に揺られながら神への誓いをうたう砂漠の民、焚き火を囲みながら歌い踊る狩猟民、神と一体となり祝う神楽など、「音」は人々の誇りや歴史を、時空を超えて今も我々に伝えてくれます。 兵庫教育大学名誉教授の水野信男さんは、海外の主な研究フィールドに西アジアを選び、諸民族と諸民族のもつ音や音楽に注目して研究を続けています。 この講義では、「音文化」の実例と、その果たす役割、意味などについて、水野さんが採取した録音も交えてお話しいただきます。