
生涯
手本をはなれて ~”想画”を生んだ奥出雲の地から~
佐々 有生(前島根学習センター所長)
歌集『みだれ髪』で知られる与謝野晶子は、生涯に歌集、社会評論やエッセイを出版したほか、女子教育、とりわけ理数教育の大切さを説くなど、時代に先駆けたジャーナリスティックな目をもっていました。 この講義では、歌人で元新聞記者の松村由利子さんと、放送大学の広瀬洋子教授が、それぞれジャーナリストと研究者(メディア論)の立場により、歌人、与謝野晶子の幅広い活躍を紹介すると同時に、大正ジャーナリズムの隆盛の実態、メディア・リテラシーの本質を講義します。