授業
情報技術が拓く人間理解第13回
辰己 丈夫(放送大学教授)
国際ボランティア組織と持続可能性(4)-宗教的利他主義と市民社会-
情報化と国際ボランティア活動は、国際化した21世紀の市民社会の形成に大きな役割を果たすものと考えられる。情報化、特にCOVID-19パンデミック下のバーチャル化はこうした動きに多大な影響を与え、サイバーボランティア(eボランティア)という新たな形態も出現した。今後、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、新常態における新たな展開も求められる。本科目では、国際ボランティア研究のトピックとその実践を紹介し、国際ボランティア活動への理解を深め、自らのキャリアと関係づけ考えられるようにする。