2021/11/30 14:42更新

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講師
  松原 隆一郎
   (放送大学教授)
  山岡 龍一
   (放送大学教授)
放送日時

今回の授業内容

近代以前には力や慣習で皆が「すべきこと」すなわち倫理が決められていたのに対し、近代に入ると個人の自由や、全体の取り決めについて個々人の合意が重視されるようになった。自由化はとりわけ労働や土地といった生産要素について進められたが、それにあわせて「倫理」をいかに理解し直すかが問題となった。今回は、どの水準を倫理として重視するのかで、全体の重視(功利主義)、個人の重視(リベラリズム)、コミュニティの重視(コミュニタリアニズム)という3つの考え方に分かれることを紹介する。【キーワード】生産要素、個人の自由、効用、功利主義、リベラリズム、コミュニタリアニズム


講義概要

社会と産業をめぐる諸科学において、倫理の問題がどのように取り上げられているかを検討する。「いかに生きるべきか」「善く生きるとは何か」といった問いをめぐるものである倫理は、あらゆる人間活動において、極めて重要な要素である。しかしながら、科学的方法にとって、倫理の問題の扱いは、けっして容易なものではない。本講義では、倫理の問題がなぜ重要なのか、それを学問的に扱うにはどうしたよいのか、そして、学問的な営みそのものにとって、どのような倫理的検討が必要なのか、といった問いを、さまざまな領域の専門家が検討するさまを紹介する。

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