
授業
持続可能な社会と生活第1回
関 正雄(社会構想大学院大学客員教授)
2011年3月の東日本大震災ならびに福島第一原子力発電所事故以降、リスクコミュニケーションを行うことの必要性がさらに大きく指摘されている。この科目では、リスクコミュニケーションとは何か、その手法はどのようであるか、生活のどのような場面においてリスクコミュニケーションが行われているのか、安全・安心の実現にリスクコミュニケーションがどう関わるのか、生活者はリスクコミュニケーションにどう関わることができるのかについて、具体的な事例(BSE問題、遺伝子組換え食品、防災、放射性物質による健康被害、感染症など)をとりあげながら講義を行う。