授業
ライフステージと社会保障第8回
丸谷 浩介(九州大学大学院教授)
人生の終末期にある人の家族ーその経験と困難ー
家族が抱える問題をどのように理解し、問題解決に向けていかに支援するか。このことは問題の当事者であり、支援の受け手である個人や家族のみならず、現代を生きる私たち共通の関心事である。本科目では、不登校や非行、DVや児童虐待、介護殺人といった福祉・司法に関わる問題、精神障がいや終末期など医療に関わる問題に焦点をあて、問題の実態を重層的に捉え、求められる支援の論理と方法について探求する。