授業
ライフステージと社会保障第8回
丸谷 浩介(九州大学大学院教授)
高齢者と住まい
本講義の副題は「高齢者が社会を支える時代に向け」です。65歳以上人口は、2023年に3割となったが、2025年に4割となり、一方人口減少もさらに進みます。高齢者の実数は2042年に3千9百万弱で最大値となります。そのような社会に向け、高齢者が逆に、社会を支える時代に向け、より積極的に、経済、社会、文化、心理、政治の領域でエンパワメントされていくために何が必要なのかを高齢期にある当事者として、研究者として社会の仕組みや地域のあり方、そして家族や当事者がおこなえる自らを支える取り組みについて皆さんと考えます。