
授業
リハビリテーション第1回
金田 嘉清(藤田医科大学教授)
化学物質の代謝と生体応答
私達が口にする食品は、生産、加工、保存、流通、などの過程を経て届けられる。これらの過程で何らかの危害要因が含まれると、食中毒や健康被害の発生に繋がる。食品添加物や農薬のように本来食品には存在しない成分や、機能性表示食品、特定保健用食品、また、未利用の生物を利用した新規食品の登場など、食を取り巻く環境は変化し複雑化している。本講義では、食品に含まれる危害要因と、食の安全に関わる項目を系統立てて解説し、食の安全に関する法体制や行政組織についても取り上げる。