2021/11/30 14:42更新

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錯覚の科学第10回

講師
  菊池 聡
   (信州大学教授)
放送日時
【火曜日 07:30~08:15】

今回の授業内容

実際には科学としての要件を備えていないのに科学的主張のように見える言説は、疑似科学と呼ばれる。多くの疑似科学には、科学の方法論やデータ解釈に関する錯覚が複合的に生じている。血液型性格学など、現代の日本になじみの深い疑似科学をとりあげ、科学的思考と錯覚の関係を明らかにする。【キーワード】疑似科学、反証可能性、バーナム効果、血液型性格学


講義概要

私たちの脳が認識する世界と、客観的な世界の間にズレが生じること-それが「錯覚」である。この錯覚の性質や特徴を知ることは、私たちがどのように世界を認識しているのかを知ることにつながる。心理学の諸研究は、視覚や聴覚といった知覚研究を中心に、記憶や思考など広汎な心的過程で生じる錯覚のメカニズムを明らかにしてきた。これらの研究成果を概観することで、錯覚が私たちの日常生活や社会、文化、芸術に与える影響を検討し、人の認知が持つ独特の仕組みについて理解を深めていく。

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