授業
教育の行政・政治・経営第8回
川上 泰彦(兵庫教育大学教授)
言語行動
本科目は、人の行動が変化する過程を扱う学習心理学の領域と、言語の習得における機序を扱う言語心理学の領域とを扱っている。言語を操ることは人間の特質であると同時に、人間の行動とその変化とは人間心理を客観的に研究することのできる対象であり、心理学の中で基礎的な領域といえる。本科目は、このような観点から人間の行動と言語、ならびに研究方法について概説するものである。本科目のターゲットは、主に心理学を専攻し、心理学関連の資格(公認心理師、認定心理士、ならびに本学認証制度「心理学基礎」)を目指すものであるが、心理学に関心を持つ他コースの学生にとっても興味深い科目になると考えられる。