授業
心理的アセスメント第7回
永田 雅子(名古屋大学教授)
熱中症と脳振盪の予防
この講義の目的は、学校管理下のリスクを幅広く「見える化」し、そのリスク管理のあり方を検討することです。講義は次の2つの観点から特徴づけられます。第一に、自然科学と社会科学の両者の考え方を柔軟に取り入れていきます。教育学に加えて、安全工学・スポーツ科学・法律学等の知見を活用して、学校の安全を追求していきます。第二に、生徒だけではなく教師のリスクにも着目します。教師が健全であってはじめて子どもを守ることができるという考え方です。このようにさまざまな角度から学校管理下のリスクを直視し、課題の解決を模索します。