授業
新興アジアの政治と経済第11回
高木 佑輔(政策研究大学院大学准教授)
各論7・シャーマンとしての女性
主に幕末から戦後にかけての近現代の日本の政治思想史を講義します。西洋とも、中国や朝鮮など東洋とも異なる日本の政治思想とは何かに注意を払いつつ、従来のように有名思想家のテキストを読むだけでは見えてこない日本の政治思想の特徴について探ってゆきたいと思います。こうした学習を通して、現在の日本政治の背景にある歴史的、思想的前提を正しく理解することが、本講座の目的になります。受講者としては、天皇制という日本独自のシステムに関心があり、計量的な政治学だけでは飽き足らないと思っている学生を対象に考えています。