授業
新興アジアの政治と経済第13回
高木 佑輔(政策研究大学院大学准教授)
豊かな社会の基盤を形成する創造活動を振興していく上で、知的財産権に関する法制度が重要な役割を果たしており、その中にあって、小説や論文、美術、デザイン、音楽、映画、写真、アニメ、プログラムなどの創作的表現物の保護と公正な利用の促進を目的とする著作権法は、幅広く人々の職業及び日常の生活に関わっている。この講義では、比較的短期間で法制度の全体像が把握できるよう、具体的事例を踏まえつつ、著作権制度の基本的事項及び今日の実際的な課題について解説する。