授業
現代国際社会と有機農業第11回
受田 宏之(東京大学教授)
まちの環境の可視化1-熱環境に着目して-
我々の身近な環境から地球規模まで様々なスケールの環境について、環境問題を可視化する最先端の技術を紹介し、その可視化を利用した環境の保全や、より良い環境を創り出すための科学を解説する。可視化技術としてはコンピュータシミュレーションやリモートセンシング、CAD/GIS、情報技術などを取り上げる。可視化画像から環境の状態を正しく読み解くには、観測、解析、シミュレーションなど可視化されている環境のデータがどのように取得されたかを知っておくことが必要であり、可視化の技術に加え、データの取得方法についても丁寧に解説する。受講生は、環境の問題に興味がある方や、最先端の技術を用いた可視化画像の作成法、及びその活用法に関心のある方を対象とする。