2021/11/30 14:42更新

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グローバル化と日本のものづくり第10回

講師
  藤本 隆宏
   (早稲田大学教授)
  新宅 純二郎
   (東京大学大学院教授)
放送日時
【日曜日 18:00~18:45】

今回の授業内容

新興国市場はいまや巨大なマーケットになりうる成長市場である。しかし、日本企業は高い技術力を持っていると言われながら、新興国市場で成功している例は少ない。新興国市場開拓にする対処方法として、(1)品質を現地の要求レベルに下げることによる低価格化、(2)品質格差の実態を買い手に理解してもらうための品質の見える化、(3)現地市場ニーズに適合した製品の開発、の3つの戦略を示す。【キーワード】新興国市場、イノベータのジレンマ、製品戦略、ボリュームゾーン


講義概要

国際的な市場競争の激化の中で、日本の「ものづくり」が岐路に立っている、といわれている。しかし構想、研究・開発からはじまり、「もの」が実際につくりこまれてゆくプロセスは意外と知られていない。この授業では、中小企業から大企業までの、技術や経営の実際を概観しながら「ものづくり」の全体像をスケッチしつつ、日本(企業)の強さと弱さや、国際的な競争と協調の内実を明らかにする。その作業はアメリカとの貿易摩擦から現地への工場進出の歴史の点検であったり、東アジアを中心とする途上国との国際分業の進展の分析であったりする。またそのことは「ものづくり」を媒介として、世界の諸国とともに歩む日本の「優位性」や「課題」を浮き彫りにすることでもある。

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