
授業
日本の近世第6回
海原 亮(住友史料館副館長)
フランスの現代哲学は、多様な展開を見せる。この講座では、その諸相を押さえるために、ベルクソン、サルトル、メルロ=ポンティ、フーコー、リクールの5人に絞って取り上げ、お話しする。この哲学者たちは、さまざまな立場を代表する人物であり、この人たちが、現実といかに格闘し、いかに思索をつむいでいったか、これを学ぶことによって、受講者自らが哲学するときにも、道しるべとなる人たちである。彼らの哲学を学ぶことを通じて、みずから哲学することへと誘うことができれば、と考えている。