2021/10/08 14:28更新

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講師
  森 一郎
   (東北大学大学院教授)
放送日時

今回の授業内容

『活動的生』第六章では、近代という時代に何が起こったか、という歴史的省察が展開される。ガリレオが望遠鏡を作って覗いてみた星界の映像から、無差別宇宙像が広がっていった。この伝統的世界観の崩壊こそ、「神の死」の出来事にほかならない。【キーワード】ガリレオの望遠鏡、作って見る、プラクシスとしての科学


講義概要

私たちは、現代世界が深刻な危機に瀕していることを肌で感じている。漠たる不安に襲われ、何が真に問題なのかと問い、自分で考えようとするとき、ひとはすでに哲学し始めているのである。本講義では、現代人の思考にとっての手引きとなる巨星たちに学び、今日的問題を独自に考えてゆく。まず、現代の危機を予告した十九世紀末の哲学者ニーチェの言葉「神は死んだ」に着目する。続いて、二十世紀という危機の時代を生き抜いた二人の哲学者、ハイデガーとアーレントに学びつつ、死と誕生、労働と行為、大学と学問、科学技術といったテーマに取り組む。

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