授業
自然言語処理第11回
黒橋 禎夫(国立情報学研究所長)
教育のユニバーサルデザインと合理的配慮
情報技術の進展により、情報は現代社会において大きな意味を持つ。情報は、まちづくり、ものづくり、教育、交通など、生活のあらゆる場で不可欠なものである。しかし、現代社会においては、多様なニーズを持つ人々が、情報、教育、放送メディア、社会活動などに「アクセス」することの重要性に対する認識が高まっている。この講義では、情報や教育のアクセシビリティを中心に、国内外の状況、支援技術やユニバーサルデザインの状況を理解し、高齢化、情報化の進む21世紀における人間と情報の在り方について考える。