授業
コンピュータ通信概論第12回
葉田 善章(放送大学准教授)
ユーザを知りつくす:多面的観察
コンピュータやインターネットが普及するにつれて、私たちはさまざまなハードウェアやソフトウェア、サービス、そしてシステムに取り巻かれて生活するようになった。こうしたものを私たちにとって便利で使いやすいものとするためには、まず、それらを利用する情報機器利用者(ユーザ)についての的確な理解を得ることが大切であり、そうした情報を得たうえでシステムの設計を行うことが必要である。本科目では、そのための調査法を多面的に取扱い、情報学のための研究方法の基礎として位置づける。