授業
映像コンテンツの制作技術第2回
近藤 智嗣(放送大学副学長)
メディア論の輪郭
2020年代、社会のあらゆる出来事はメディアに媒介されて生じ、世界のすべての国や地域はメディアを介して相互依存するようになった。コミュニケーションの「媒(なかだち)」としてのものやシステムであるメディアのあり方が、私たち自身や世界のあり方を大きく規定するようになった。そうしたなかで、私たちはメディアについての新たな思想・理論を必要としている。この講義では、メディアを時間と空間という二軸のなかに位置づけ、新しいメディア論の相貌を描き出していく。