授業
自然言語処理第6回
黒橋 禎夫(国立情報学研究所長)
ニューラル自然言語処理の基礎
日本語や英語などの自然言語は人間の知的活動の根幹をささえるメディアである。自然言語のコンピュータ処理に関する研究・技術分野を自然言語処理と呼ぶ。近年のコンピュータおよびニューラルネットワークの進展とともに自然言語処理技術は劇的に進展し、ウェブサーチ、対話システム、機械翻訳などの応用システムが我々の日常に浸透しはじめている。本講では、その背後にある自然言語処理の仕組み、難しさ、今後の展開などを解説する。