
授業
生活経済学第3回
大藪 千穂(岐阜大学教授)
中枢神経系に作用する薬(2)
多くの病気には身体の機能が亢進または低下した状態が関連している。薬物の多くは、生体の機能分子に結合することで作用をあらわし、身体の機能を正常に近づけるように働く。しかしながら、身体に有害な作用をもたらすこともある。この講義では、代表的な薬の作用メカニズム、副作用(有害反応)、使用上の注意点を学んでいく。各論においては、臨床に携わる医師が薬物治療の経験をもとに講義を行うことを特徴としている。さらに、薬が有効かつ安全に使われるために、医師・看護師・薬剤師などがどのように協力していくべきかを理解する。