授業
情報と法第8回
児玉 晴男(放送大学特任教授)
通信のモデル
情報科学の基礎として、情報を数理的に取り扱う理論とデジタル表現に変換する方法を学ぶ。まず、情報を量的に取り扱うことのできるシャノンの情報理論に基づき、情報量やエントロピーなど情報の数理的扱いに触れる。次に、デジタル情報一般について、圧縮したり、誤りが生じたときにそれを検出・訂正したり、情報を暗号化したりする方法について述べる。そして、数値・文字・音声・画像・動画などのさまざまな形態の情報が、その特性に応じてどのような方式でデジタル情報として処理されているかを解説する。