2021/10/08 14:28更新

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生物環境の科学第2回

講師
  加藤 和弘
   (放送大学教授)
放送日時
【木曜日 14:15~15:00】

今回の授業内容

従属栄養生物である動物にとって、植物は有機物の供給のおおもとである。また、多くの動物は、植物が成長することで形作られた空間や、植物体そのものを、生活の場として利用している。従って植生のありかたは、多くの動物にとって重要な環境条件となる。植生のあり方と動物群集の関係について具体的に解説するとともに、植生の状態に応じて動物の生息状況が実際に変化している様子を示す。【キーワード】植食動物、種子散布、花粉、デトリタス、腐食連鎖、植生の構造


講義概要

生物のそれぞれの個体を取り巻く全てのもの、すなわち環境は、生物の生息のありようを大きく左右する。環境の構成要素として、非生物的な条件がもっぱら認識されるが、周囲にいる他の生物もまた、環境の構成要素である。というのは、生物はほとんどの場合単独では生きておらず、同種あるいは他種の生物と密接な関係を保ちながら生きているからである。本講では、生物の生息に影響を及ぼす環境条件について、生物的条件や景観に関わる条件なども含めて説明する。さらに、長期的な視点に立った場合に、環境が進化や種分化にどのように関わり得るのか、その概要を紹介する。

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