授業
ダイナミックな地球第8回
細田 滋毅(JAMSTEC主任研究員)
不定積分
微分積分学が自然科学・工学の発展において中心的な役割を果たしていることは言うまでも無い。2つの変量の間に関数の関係があれば、それらの変化量の割合を記述するものとして、導関数を考える。一般に導関数を求めることを微分するという。その逆演算として積分がある。積分法を理解するということは、面積・体積などへの応用手段を獲得するというだけでなく、関数方程式を取り扱う領域への入場券を手にすることなる。この授業科目では、微分積分についての知識を前提とせず、大学レベルの微分積分を展開する。