2021/10/25 11:37更新

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講師
  松下 年子
   (横浜市立大学教授)
  田辺 有理子
   (横浜市立大学講師)
放送日時

今回の授業内容

精神障害者の地域生活を支えるために必要な考え方や制度、支援の方法と課題、看護職に期待される役割を解説する。訪問型の支援、就労支援の実際と課題について説明する。【キーワード】アウトリーチ、地域生活支援事業、就労支援、多職種アプローチ、精神保健福祉手帳


講義概要

精神看護学は、精神科医療における看護のみならず、患者の精神的ケア、一般生活者の心の健康など、すべての人のメンタルヘルスを包含するものである。看護学領域において、人を生物学的存在として、また心理社会学的存在として捉える全人的観点は必須であり、いかなる臨床場面においても、そうした観点から提供される看護、すなわち「こころの看護」が求められている。個人の心理や身体のみに着眼するのではなく、対象を、心身両面から構成される「精神活動の主体」、他者とともに自立した、かつ相補的な「対人関係を構築していく主体」、ライフサイクルやスピリチュアルな面からは常に「成長し続ける主体」、「地域で生活する主体」として捉え、その主体の自立を促すよう支援することを目指している。さらに、看護職者には、患者ないし個人のアドボケートとしての役割が期待されることから、他者を擁護することの意味と責任を自覚し、擁護を適切に遂行する能力も不可欠である。以上を念頭に置き、本科目では、精神科医療の歴史、法制度、今日的課題、精神疾患の治療及び看護、精神科リハビリテーション及び地域における生活支援について学習する。本科目は「看護師資格取得に資する科目」である。履修対象は看護師国家試験受験希望者とする。

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