2021/07/21 16:33更新

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公共哲学第1回

講師
  山岡 龍一
   (放送大学教授)
  齋藤 純一
   (早稲田大学教授)
放送日時
【木曜日 15:00~15:45】

今回の授業内容

国際社会は、これまで主権国家間の関係として理解されてきたが、グローバル化が進展するなかで、人々が互いに及ぼす影響関係は国家内に完結するものではないことが明らかになってきた。また、WTOなどグローバルな制度とその運用が深刻な貧困を惹き起こしているという見方も提起されてきた。相互依存が深化し、共に対処すべきグローバル・イシューが顕在化している今日において、公共哲学は、制度や相互行為をコントロールする規範をどのようにとらえるべきかについて検討する。【キーワード】人権、制度を通じた加害、移民、責任


講義概要

現代社会における「公共性」の諸問題を、新たに問い直し、新たな解決法を考えていく方法を検討する。「公共哲学」という、近年再定義・再考察が試みられている視角・考え方を、理論的なレベルで紹介・解説しつつ、さらには、いくつかの具体的な問題に関する公共哲学的なアプローチを紹介・解説する。特に学生が、既存の「公共」に関する考え方を批判的に反省し、自らの知の新たな可能性を開くことができるようになることが目指される。狭義の「哲学」ではなく、社会科学的な知のあり方の刷新の方法を、批判的に紹介することで、講義全体が公共哲学の展開の事例となる予定である。

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