授業
現代物理の展望第9回
川合 光(京都大学教授)
1方向オートマトンと2方向オートマトン
最初に、言語、文法とは何かを考える。次に現代言語学の父といわれるチョムスキーの定義した様々な形の文法を学び、それによってどんな言語が生成されるかをみる。次に計算という概念について考える。言語を構成(計算)するための機械であるオートマトンを定義し、様々な種類のオートマトンの形を学ぶ。その後、計算機科学の父といわれるチューリングの定義したチューリング機械を理解し、多くの計算がチューリング機械をつかって表現できることをみる。最後にアルゴリズムとは何かを考える。