2021/11/24 11:45更新

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講師
  大場 登
   (放送大学名誉教授)
  森 さち子
   (慶應義塾大学教授)
放送日時

今回の授業内容

いろいろな心理的課題を抱えられたクライアントとお会いして、語られるところにセラピストが「耳を傾けて」いると、不思議なことにクライアントの心が動き出し、この「動き」が言葉やイメージで表現されてゆくことになる。心理療法とは、「器」の中で動き出すこの自律的なプロセスに、セラピストが独特の形で同行し続けることとも表現できるであろう。【キーワード】ユング派心理療法、イメージ、言葉、自律的な変容のプロセスとセラピストの能動性


講義概要

フロイト(Freud,S.)に始まる精神分析とユング(Jung,C.G.)に始まるユング心理学は、一方で、今日、臨床心理学の領域を越えて、広く人文科学の基本的教養となっていると表現できよう。他方、精神分析とユング心理学は、臨床心理学、とりわけ、心理療法の世界において、ひとつの根幹となる学派を形成している。精神分析とユング心理学は、クライアントとの実際の心理療法から出発したし、今日においても心理療法として実践され続けている。本講では、精神分析とユング心理学が持つ「人間に関する知」の側面と、「心理療法学」の側面の両者を視野に入れながら、その基本を理解することを試みたい。

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