2022/01/18 10:54更新

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哲学・思想を今考える第9回

講師
  魚住 孝至
   (放送大学教授)
放送日時
【水曜日 21:45~22:30】
  2/11(金) 16:30  BS531

今回の授業内容

第1回で最初においた「何ゆえに」の問いを伝統を踏まえて再考する。禅で修行によって自己の根源を究明する思想を、道元の『正法眼蔵』や『十牛図』の言葉に即して考える。3・11以後、地球規模で地殻変動が活発化し、気候変動も大きくなっている。人類の活動が地球全体に影響を及ぼしていることを自覚して、今、いかに生きるべきかが改めて問われている。【キーワード】総まとめ、禅、道元、『十牛図』、平常底、人類の将来


講義概要

「何ゆえに、われわれは、今、ここでこうして生きているのか?」を根本の問いとして、主な「根源思想」を振り返った後、西洋哲学を考える。近代文明を問い直すアメリカ先住民の思想、そして日本の思想を考える。19世紀末からニヒリズムが問題になり、実存を問題にする現代哲学が成立した。日本では別の思想も展開した。現代になると産業が科学技術と結びついて自然の大改変をする中で地球環境問題が生じている。医療技術の進歩により人間の生と死について人為的な操作も可能になった。こうした今、改めて哲学・思想を、広い視野から根本的に考え直す必要がある。

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