アラーキーとして知られる写真家の荒木経惟さんを、日本の芸術文化史の中でどう位置付けるか。詩人の林浩平は「風狂」というキーワードで思索。風狂の「風」は、ものにとらわれない一種の霊性、「狂」という漢字は制御しがたい獣性のパワーをはらむ。それが合わさった「風狂」、デモーニッシュでもある精神の系譜は、室町期の禅僧・一休宗純、江戸期の絵師・曽我蕭白、そして現代の写真家・荒木経惟にまでつながる。
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