2021/10/08 14:28更新

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社会的協力論第1回

講師
  坂井 素思
   (放送大学特任教授)
放送日時
【土曜日 06:45~07:30】

今回の授業内容

協力活動の典型例の一つとして、交換モデルが存在する。二人のAとBとの間で交換行為が行われることで、結果として双方に有利な状況が現れる場合がある。それぞれに自己利益が生ずることで、相互の交換行為が行われ、そこに双方の協力活動が成立すると考えられる。ここでの個人利益、集団利益、社会利益として現れる、協力の交換モデルの可能性について、この回では映画産業を事例として考察したい。【キーワード】交換、贈与、互酬、自給自足、自己利益、集団利益、囚人のジレンマ、コミットメント、社会的交換


講義概要

この科目は、社会における人びとの「社会的協力」とは何かについての原理的考え、現実における近代的協力の限界という現実を認識し、近代的協力を乗り超える方法を考察することを目指している。近代になって、社会的協力の在り方が大転換したといわれている。それは、第1に市場モデルや政府モデルなどの近代的協力の在り方について、これだけ広範囲にわたり、かつ深く浸透した理由が存在するからであり、また同時に、第2にこれらの社会的な協力の在り方が、近代になってしばしば限界を見せるようになりつつあるからである。なぜ今日の社会的協力が大規模に生成し、そして限界を見せるようになったのか、そしていかに近代的協力の限界を乗り超えるのかについて、この講義のなかで、具体的な事例を見ながら理解を深めていく。

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