授業
コンピューティング第14回
萩谷 昌己(東京大学名誉教授)
情報学・脳科学がひらく音楽の新しい可能性
情報学の進展は、音楽をはじめとする文化的事象を、科学的な研究の対象とすることを可能にした。とくに脳科学と連携したその成果は大きく、「音楽とは何か」といった本質的な問題を考察する新しい材料が多出している。そこで、この講義では、最先端の情報学と脳科学を応用して、音楽に対する情報学ならではのアプローチの成果を学ぶ。主任講師らがこれまで蓄積してきた音響映像資料を多用し、体験性情報を重視した講義とする。