授業
朝鮮の歴史と社会-近世近代第13回
三ツ井 崇(東京大学教授)
危機から終焉へー国学と蘭学、藩校・私塾、浮世絵の発展、開国と尊王攘夷(江戸後期・幕末)
原始から現代までの日本文化と思想の展開の概要を捉えてみたい。日本思想は、仏教や儒教を、近代からは西洋思想を取り入れてきたが、それぞれの受容の仕方が独特であり、日本化していった様相が見られる。文学・芸術・武道などの具体的な文化が形成される際にも、それらの思想や概念が重要な働きをしている。日本の風土的・歴史的条件を考えた上で、それぞれの時代の新しい文化や思想を担った代表的人物や作品に焦点を当てて、日本の文化と思想の流れから捉えるとともに、今日的な意味を考え直してみたい。