
授業
韓国朝鮮史研究の論点第1回
三ツ井 崇(東京大学教授)
古代の美術史的記述
西洋美術史学の学問としての歴史をたどるとともに、調査研究のための方法論を実践的に学ぶ講義である。美術作品の鑑賞を楽しみ、作品の理解をめざして考察し評価し、それらを言葉で記述しようとすることは、早くも古代からさまざまに試みられ、美術史学が一学科として成立し体系化されたのは近代のことであった。 各時代の人々がどのように作品を価値づけて語ってきたのか、近代的な美術史研究がいかにして生まれ、時代精神や社会的要請とどのように結びつきながら展開したのかを学ぶ。また、近代以降の美術史学の代表的な研究者とその業績、方法論を解説する。具体的な美術作品を題材とした調査研究、方法論を応用した分析や考察の事例も取り上げて論じるため、印刷教材をはじめとする書籍に掲載された図版を適宜参照することが望ましい。西洋美術史にかんする基礎的な知識があり、さらに専門的に学ぶことを目的とした受講者を主な対象とする。