
生涯
安心・安全のための地域マネジメント ~ゆいま~る精神の再興で減災を~
奈良 由美子(放送大学教授)
平山氏は、山梨大学の研究室で1971年から2000年にかけて、山梨県甲府市内を流れる河川の水質調査を行った。この期間は甲府市で下水道の普及率が大幅に上昇し、その結果河川の水質も改善された時期でもあった。このときの調査データを基に、統計的な手法を用いて総合的に水質を把握することで、甲府市の河川の水質変化の特徴を提示。下水道の普及など生活インフラの変化が河川の水質にどのように影響してゆくのかを解説する。